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北星学園生協をめぐる、のほほんなブログ。旬の生協情報、極私的情報もお届けします。




2015年6月21日日曜日

見える化進化形

大原です、おはようございます。

今日の厚別は朝から気持ちのいい快晴の空が広がっています。

さて先々週は2回、札幌ドームで野球観戦しました。昨年は一度も観戦できなかったことを思うと、今年はすでに昨年の2倍。(笑)
両方とも交流戦でしたが、2回目の観戦は4時間45分にも及ぶ熱戦でした。


目にも鮮やかに綺麗です。

ところで、今年からオーロラビジョンが新調され非常に見やすくなっていました。そして解像度が良くなったせいでしょうか、細かい統計データも紹介されていました。今までお目にかかったことがない指標もあり、『なんだろう?』

2回目の野球観戦は前入試センター長とご一緒したのですが、オーロラビジョンを見ては「あれはなに?」と質問すると、前センター長、事典サイトを参照しながら「事典サイトによれば…」と説明してくれました。
しかし、データの取り方を一度聞いても覚えられるものではありません(理由は他にもあったのですが…)。
というわけで、後学のために、事典サイトなどを参照しながらまとめておきます。

OPS(オーピーエス)
On-base plus slugging の略。出塁率と長打率とを足し合わせた値。
画面では.655と表示されていますので、出塁率+長打率=0.655(6割5分5厘)というわけですね。高ければ高いほど素晴らしいということになります。事典サイトによれば0.700-0.766が並みの成績だそうですので、この選手の場合、その時点で並みより下ということになるのでしょうか。

BABIP(バビップ)
Batting Average on Balls In Playの略。日本語では「インプレー打率」と訳されるようです。
ホームランを除いてグラウンド内に飛んだ打球が安打になった割合。足の速い選手なら、たとえ凡打でも内野安打になる確率が高くなりますよね。なので必然的にこの比率が高くなります。この選手の場合、打率は0.258で、BABIPは0.284。普通なのでしょうか。

IsoP(アイエスオーピー)
Isolated powerの略。長打率(塁打÷打数)と打率の差だそうです。長打(2塁打以上)がないと差はゼロ。この選手の場合は、長打率が0.318、打率は0.258なので、IsoPは0.060。長打が多いかどうかの判断基準のようですので、この選手は長打が少ないといえるのかもしれません。

IsoD(アイエスオーディー)
Isolated Disciplineの略だそうですが、直訳すると「単離された自制心」だそうです。うーん、自制心も大事だということですね。これは出塁率-打率で計算され、事典サイトによると「四死球によってどの程度出塁したか」を測れる比率とのこと。四死球占有率ともいわれるそうです(市場占有率を連想します。苦笑)。評価基準は0.07から0.08あれば合格点、0.1越えならその分野では一流と言われているそうですので、この選手の場合、出塁率0.336、打率0.258でIsoDは0.078(画面では.079と表示されていますが)。合格点といえるのでしょうね。

ちなみに投手の方はこんな感じでした。
K/BB(Strikeout to Walk ratio)とは、奪三振と与四球の比率だそうで、3.5を超えると優秀とのこと。


打者データよりは分かりやすいような気がします。

かつては、打率や本塁打数、投手では勝利数など、一打席、一試合ごとにデータを把握することが多かったのですが、今では打者についても投手についても、一球ごとに変わっていくデータが見える化されています。
凄いことですよね。

もっとも、こうやって書いてはいますが、いざ球場に行ってこれらのデータを見せられてもすぐに思い出せないことは必定。単純にゲームを楽しむということが一番と割り切ることにします。

というわけで、今日も元気にいきましょう。

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