リード

北星学園生協をめぐる、のほほんなブログ。旬の生協情報、極私的情報もお届けします。




2019年5月5日日曜日

8年が過ぎて

大原です、こんばんは。

今日の厚別も快晴の空が広がり、とても暖かくなりました。
まさに春爛漫のこどもの日でした。気が付けば明日は立夏です。
連休も明日を残すばかりですね。過ぎてみればあっという間に感じます。

今日は極私的話題で失礼します。

この連休中、思い立って訪問した地がありました。
宮城県本吉郡南三陸町。
毎年、サンピアザ光の広場で、経営情報学科の鈴木先生を始めゼミ生が「がんばっぺ!東北」というイベントを開催しています。このイベントで販売している主力商品が南三陸町のお菓子屋さんのお菓子です。
実は、震災の年、南三陸町から経営情報学科に入学した学生さんがいました。この学生さんはやがて鈴木ゼミに所属しました。 鈴木先生は、震災後、毎年被災地にボランティアとして入っていて、南三陸町の復旧・復興の様子は鈴木先生から聞いていました。

また、私が小学生の頃の友だちが南三陸町(旧志津川町)に引っ越したこともあり、気になる場所でしたが、なかなか訪問できずにいました。

訪問してみると、本当に海がきれいで風光明媚な土地柄でした。
しかし、海岸から続く、かつては商店街や民家があったところは更地になったままで、今なお、盛り土工事が行われていました。土地計画上、元通りにはならないことは分かっていても、あまりに殺風景なさまを見て、いろいろ複雑な思いがこみ上げてきました。

とはいえ、復興の象徴であるさんさん商店街にはたくさんのお客さんがみえていて賑わっていました。鈴木先生は「復興支援」ではなく「復興応援」という言葉遣いをしていますが、支援にしても応援にしても、外から入っていたお金が地域で回ることが復興に役立つことを実感しました。

最後は、南三陸町で撮影した写真の何枚かを紹介します。

海岸線付近は人工海水浴場(奥に見えるのは荒島)

漁港近くの八幡川沿いはいまだ工事中

八幡川両岸は盛り土工事中

宮城県の震災遺構となった旧防災庁舎

さんさん商店街側から旧防災庁舎がみえる。

さんさん商店街

鈴木先生が販売しているお菓子屋さん

実は本物のモアイ像があることでも有名

目が入っているモアイは世界に2体しかないらしい。

当日は強風が吹き荒れて、外を歩くのも大変でしたが、訪問して良かったと本当に思いました。

引き続き良い連休を。

こども‐の‐ひ【こどもの日】
国民の祝日。5月5日。子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかる趣旨で制定。もと端午(たんご)の節句。[広辞苑第7版]
りっ‐か【立夏】
二十四節気の一つ。太陽の黄経が45度の時。夏の始め、太陽暦の5月5日頃。[広辞苑第7版]

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...